防犯カメラが改めて見直されている理由とは
今回は防犯カメラに関する豆知識や、知っておくと便利なことをご紹介いたします。
昨今の多様化している犯罪を監視するために設置されているのが防犯カメラなのですが、それにも様々な種類があるのを皆さんはご存知でしょうか。
そこで、今回はまずはコンビニなどで多く利用されている、屋内型からご説明します。
屋内用のカメラにも種類がありますが、個人でも設置しやすいように多くのものは小型化されています。
屋内型で最も多く見かけるのは、ドーム型だと思います。
形状としては、ちょうどパトカーのパトライトのような形をしている防犯カメラで、カラオケなどの個室タイプのお店に設置されている場合が多いです。
対する屋外型の最も大きな特徴としては「防水」の機能があることで、雨や雪などの気候の変化にも強くなっています。
夜のような光のない時間帯でもしっかりと撮影することができるように、赤外線照射機能が重視されているのも屋外型カメラの特徴の一つです。
屋外型の主な設置場所としてはビルのオフィスや自宅の駐車場付近、スーパーマーケットなどの広域を監視する必要がある場所です。
スイッチ一つでカメラそのものを広域に動かすことができるものもあり、最近はこのタイプも良く利用されています。
次にカメラの設置による「犯罪抑止力」についてです。
防犯カメラの本来の役割は「犯罪者を発見すること」にあります。
発生してしまった犯罪に対して、防犯カメラの映像が確たる証拠となるのです。
しかし、最近ではこの防犯カメラが設置してあることによって、多くの犯罪が抑えられていると言われています。
それは、敢えて人間の目にとまる場所にカメラを設置し稼働させることで、万引きなどの犯罪を犯すことを思い止まらせているからなのだそうです。
最近では防犯カメラの役割も多様化し、「監視カメラ」としての機能も果たしているのです。
高価なカメラを何台も稼働させるよりも、安価でも効果的な場所に設置することで、より効果的に犯罪を抑止できる可能性があります。
頻発するさまざまな犯罪により、防犯カメラや監視カメラの需要が以前よりも高まっているようです。